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修繕費が高くて払えない?マンションの大規模修繕の相場と費用対策をご紹介します!

大規模修繕の豆知識 2023.03.23 (Thu) 更新

1900年代後半頃に日本でマンションブームが起き、そこから今もなお件数が増しているマンション。
綺麗なできたてのマンションは廃れる気配を感じさせませんが、実際はそうもいきません。
マンションは必ず時間と共に劣化し、どんどん安全性が失われていきます。
そこで安全性を維持するために大切なのが大規模修繕ですが、その費用の高さに足を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、マンションの大規模修繕における費用相場と費用対策についてご紹介します。

□マンションの大規模修繕の費用相場

マンションの大規模修繕はマンションの劣化が見られたら実施するわけではありません。
定期的に依頼し、プロにその都度状態を見てもらいながら安全なマンションづくりを進めます。
マンションの大規模修繕は、大体のマンションでは12年に1回実施されます。

その上で必要になる費用の相場は、一戸当たり100~125万円です。
大規模修繕を1度行うとなると、100万円×戸数でざっくり計算できますね。
戸数が100戸にのぼるマンションであれば、費用は約1億円になり、その分のお金を準備しなければなりません。

□マンションの修繕費用を払えない時は

実際マンションの大規模修繕を行うとして、万が一用意していたお金より費用が高額だった場合はどうすればいいのでしょうか。
お金がないから工事を実施しない、というわけにはいきませんよね。
では、費用を捻出する方法を見ていきましょう。

1.一時金を徴収する

不足分の金額を住民から徴収する方法です。
金融機関に相談せずにすみ借入のような手数料や金利がかからないので、一見非常に簡単に補えそうに見えます。

しかし不足分は各家庭からすると緊急の出費となりますし、その金額をとっさに出せる家庭ばかりではありません。
住民から合意が取れない場合は分割での徴収も考えましょう。

2.ローンを利用する

修繕費が足りないことを金融機関に相談する方法で、一時的に不足分を借り入れます。
ただし借入には、管理組合での事前の決議が必要です。
金融機関によっては借入の条件が厳しい場合もあるので、不足に気づいた時点で早めに金融機関に相談してください。

3.工事内容を見直す

修繕費の見積もりが出ているなら、見積もり書を見直してみてください。
施工会社と相談して工事範囲を狭くすることで、費用を浮かせられることがあります。
もちろん最後はすべての箇所の修繕を行う必要がありますが、修繕費や工事計画を見直す余裕が生まれます。

□まとめ

マンションの大規模修繕には、一戸当たり100万円前後の費用がかかることが見込まれます。
修繕工事を実施するまでの12年間で修繕費を積み立て、普段からその多額の出費に備えることが大切です。

しかし想定より費用が高額になり、予算をオーバーすることも十分考えられます。
その場合は費用が足りないからと焦らず、住民の協力を求めたり施工会社や金融機関に相談しましょう。

外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。

大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。

 

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