大規模修繕ではベランダの片付けは必須!修繕工事のベランダ事情を解説します!
マンションの経年劣化に伴い徐々に現実味を帯びてくる、マンションの大規模修繕。
マンション自体の安全性や住民の暮らしを守るために必ず実施しなければなりませんが、その際に良くトラブルが起きやすいのがベランダです。
今回は、マンションの大規模修繕におけるベランダ関係の注意点を解説します。
□大規模修繕ではベランダも施工部分
実はマンションのベランダは、居住者が管理する専有部分ではなく共有部分に当たります。
そのため大規模修繕工事ではベランダも工事の範囲内なのです。
ベランダは雨風にさらされ劣化が進みやすいので、工事が必須の箇所になります。
工事の内容は以下の通りです。
・防水補修工事
ベランダの床は雨水が浸透しないように、新築時に防水加工が施されています。
しかしこの防水加工は紫外線や雨風、人が歩く・物を置くなどの行動により劣化します。
床材に塗装で防水層を作り、その上から塗装を守るコーティングを施してもう一度新しい膜を張るのです。
・外壁修繕工事
ベランダの外壁に不具合があれば、補修・塗装も工事内容です。
ひび割れは雨漏りの直接の原因にもなり得るので、被害が出ないうちに修繕する必要があります。
・窓の修理
サッシや窓枠も共有部分になり、立て付けが悪い場合や不具合が生じている場合は大規模修繕のタイミングで交換してもらいます。
ただし窓ガラスのみ専有部分の扱いにしているマンションもあり、その場合は割れていても交換してもらえません。
□ベランダの片付けを忘れずに!
先述の通り、大規模修繕のタイミングではベランダも施工対象になります。
床や外壁の工事があるため、私物はすべて片付けていただく必要があるのです。
プランターや物干し竿、倉庫なども一時的に撤去してもらわなければいけません。
かなり重労働ですが、この片付けは自力で行っていただいています。
オーナー様はあらかじめ住民説明会のタイミングでベランダの私物を片付けてほしいと伝えておく必要があり、住民の皆様は「〇日までに」と指定された日までに私物を片付けなければいけません。
私物が放置してあって破損した場合は弁償できない可能性もあるので、お互いの協力が大切です。
□まとめ
大規模修繕工事においてトラブルの多いベランダ工事。
プライバシーが守られない、私物を壊されたなどの苦情が寄せられることがあります。
しかしベランダは共有部分であり、雨漏りや崩壊などの事故を起こさないためにも定期的にメンテナンスが必要なのです。
オーナー様にも住民の方にもご理解いただき、片付けを行っていただかなければいけないことを押さえておいてください。
外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。
大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。
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