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ベランダ工事はマンションの大規模修繕に含まれる?

大規模修繕の豆知識 2023.02.23 (Thu) 更新

マンションの大規模修繕では、経年劣化により安全性が低下した様々な箇所を修繕、メンテナンスします。
中には、マンションで暮らす住民の方にもご協力いただく必要のある場所も施工場所に含まれることがあります。
それがベランダです。
今回は、マンションの大規模修繕について、ベランダに関する内容や注意点をご紹介します。

□ベランダ工事も大規模修繕の内容のひとつ

マンションのベランダは個人の専有部分ではなく共有部分に当たります。
そのため、大規模修繕工事の時にはベランダも工事内容に含まれるのです。

ベランダでは、主に以下の工事が行われます。

・防水工事

人が頻繁に歩き雨風が直接吹き込むことで、防水加工は経年劣化で摩耗します。
水分の浸透を防ぎ雨漏りから守る役割を持つ防水加工が弱ってはいけないので、防水工事で防水加工を施工しなおします。

・塗装工事

ベランダの外壁にひび割れが見られるときは、シーリング材を打って補修します。
その上に塗装して綺麗にします。

・窓とサッシの補修

窓やサッシも劣化状況に合わせて修理、交換が必要です。
普段の生活の中で窓ガラスが割れたら自己負担になることが多いことは理解しておきましょう。

□大規模修繕の時のベランダに関する注意点とは?

*私物は片付けておく

大規模修繕工事のタイミングでは、ベランダに置かれている物干し竿や植物、物置などの私物はすべて撤去しなければなりません。
共有部を施工することは決められているので、ほぼ拒否権はありません。

また、物を放置していて壊されても損害賠償は請求できない可能性があります。
期日は説明会で説明されるか事前に担当者から告知されるはずなので、期日までに私物を片付けましょう。
ただし片付け費用は自己負担です。
大変な思いをしないように、日ごろからあまり物を置かないようにしてください。

*施工時はベランダを使用できない

工事中は、作業員が足場にしたり出入りしたりすることが頻繁にあるので、ベランダは使用できません。
ほこりが入ってくるため窓や換気扇を使うのもおすすめしません。
洗濯物も、ほこりが付着したり塗装剤が飛散したりして汚れる可能性を考慮して、トラブルを避けるため外干しを禁止されます。
不便な思いをするかもしれませんが、マンションのメンテナンスのためと割り切って理解しておきましょう。

□まとめ

マンション内で共有部分として扱われるベランダは、大規模修繕工事の施工対象です。
防水加工や塗装工事、窓サッシの交換工事などが施工内容です。
工事中の注意点としては、ベランダに置いてある私物は片付けること、施工中はベランダを使用できないことを理解しておいてください。

外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。

大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。

 

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