マンションの大規模修繕工事の内容とは?かかる期間もあわせてご紹介します!
どれだけ立派なマンションでも、年月が経つと太陽光や雨風の影響で劣化します。
しかしたくさんの人が住むマンションでは、それを言い訳に安全性を脅かされてはいけません。
そのためほとんどのマンションが一定の周期で大規模修繕工事を実施して、マンションの安全性を保っています。
そんな大切な修繕工事について、今回は工事にかかる期間や工事内容をご紹介します。
□大規模修繕工事にかかる期間は?
大規模修繕工事は、計画や契約から合わせると長い期間を要します。
目安は約1年から1年半です。
工事が本格的に始まるまでには、マンション修繕委員会の立ち上げやマンションの現状の診断、工事スケジュールの作成、見積もりから契約までの流れがあり、この間約半年かかります。
その後着工し、実際に工事を行う期間は50戸以下の小規模マンションで2~3か月、それ以上の大規模マンションでは5~6か月ほどかかります。
□大規模修繕工事の内容
1.仮設工事
足場を組み、資材の落下や塗装剤の飛散を防ぐためメッシュシートや防音シートでマンションを覆います。
またセンサーライトや防犯カメラをつけて安全対策を講じたり、現場に必要な事務所や休憩所、仮設トイレなどを設置したりします。
2.下地、タイル補修
建物の下地部分を、ヒビや変形などの劣化症状に合わせて様々な方法で補修していきます。
タイルが使用されているマンションでは、タイル補修も行います。
長い間使用されてきたタイルは、浮いたりひびが入ったりと安全上危ない状態になっていることがあるので定期的に交換するのです。
3.シーリング工事
隙間埋めや補強の目的で使われるシーリング材はゴム状なので、熱や雨風の影響で劣化し、雨漏りや隙間風の原因になります。
建物の劣化を促進するので、大規模修繕工事のタイミングで新しいシーリング材を打ち直します。
4.塗装工事
この工事では、外装塗装と鉄部塗装の2種類に分けられます。
外観を綺麗にするだけでなく、建物に使われる素材を保護する役割も果たすのが塗装工事です。
外壁も鉄部もそれぞれに合った塗装剤を使用して、何段階も塗装のステップを踏んで強度を高めます。
5.防水工事
外壁だけでなく、ベランダのような外側に面した場所も防水工事の対象です。
ベランダは人が出入りするので防水加工がはがれやすく、定期的に防水加工を施す必要があります。
□まとめ
大規模修繕工事には、目安として1年~1年半程度かかります。
施工期間自体は、小規模マンションで約2・3か月、大規模マンションでは約5・6カ月です。
工事の内容は主に5つ、仮設工事、下地・タイル補修、シーリング工事、塗装工事、防水工事が挙げられます。
すべてマンションで安全に暮らすための大切な工程なので、工事は面倒と思わず定期的に修繕工事を行いましょう。
外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。
大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。
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