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マンション大規模修繕の周期はどれくらい?周期を伸ばすポイントもご紹介します!

大規模修繕の豆知識 2023.02.08 (Wed) 更新

「マンションの大規模修繕を実施する頻度はどれくらいなのか」
このように思われる方も多くいらっしゃるでしょう。
所有者にとっても住民の方にとってもできるだけ頻度を減らしたいものですよね。
今回は、大規模修繕の適切な周期と改修すべきポイントをご紹介します。

□マンションの大規模修繕工事の適切な周期とは?

結論から申し上げますと、長期修繕計画で12年ごとの大規模修繕が設定されることが一般的です。
日照りが強い場所や雨が多い地域、潮風が吹く地域など環境によって建物の経年劣化の度合いが異なります。
しかし、基本的に調査や耐震診断の結果に基づいて12年と定められています。

「大規模修繕の周期は延伸できるの」
このように思われている方もいらっしゃいますよね。
実際にマンションの大規模改修工事の周期を12年から18年に延ばしたマンションを開発しました。
マンションによっては周期の延長も可能です。

□改修すべきポイントをご紹介します!

基本的に最初の大規模工事を築12年後に行ったとすると、次は築24年後に行う計算になります。
大規模修繕の内容は1回目と2回目で異なります。

*1回目の大規模修繕

1回目の大規模改修は建物の外部を修繕します。
築12年後では、環境にもよりますが、内部はあまり劣化していないケースが多いです。
ただし、地震が多い地域では内部の部品を交換することもあります。

*2回目の大規模修繕

2回目の大規模修繕工事では、内部も劣化している可能性が高いので、付属の部位やパーツの改修も含めて行われます。
もちろん、外部の改修も行われるので、時間や費用も1回目よりもかかります。

*3回目の大規模修繕

3回目は建物の部分的なパーツだけでなく、主要設備や部材の更新などが加わります。
この際に、耐震工事や省エネ化工事といった工事を行うとなるとさらに費用・時間も加わります。
もちろんこのような工事を行わないという方法もあるので、あくまでも目安としてお考えいただけると良いでしょう。

以上のように12年周期で改修工事を行うとなると、回数を重ねるごとに費用や時間がかかるようになります。
そのため25年から30年周期で考えられる方も中にはいらっしゃいます。
これを明確に決めるためにも、長期修繕計画を何度か見直す必要があります。

□まとめ

今回は大規模修繕の周期についてご紹介しました。
工事でどのようなことが行われるのかを把握したうえで、ご自身で長期修繕計画を見直し、修繕の周期を決めてみてくださいね。

外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。

大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。

 

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