30年周期でのマンションの大規模修繕は危険!適切な修繕周期と注意点を解説します!
マンションにはたくさんの人が住んでおり、人々の安全な暮らしを守るために大規模修繕は必要不可欠な工事ですが、中には30年周期で実施しているというマンションも見られます。
建物が大きい分造りはしっかりしているものの、あまり長期的な周期を設けると安全性が保障できません。
そこで今回は、マンションの大規模修繕における適切な周期と依頼する際の注意点を解説します。
□大規模修繕の周期が30年は長い?
マンションの大規模修繕の周期目安は12年周期です。
実は大規模修繕の周期は正確には定められていません。
日本は地域によって気候が異なるため老朽化の進行度合いもマンションによりますし、一概には周期を断定できないのです。
そのためあくまで目安ですが、大体のマンションが12年を目安に大規模修繕を実施しています。
また建築基準法では、外壁が特定の素材に該当する場合は築10年が経過してから3年以内に外壁の全面打診調査を行うように定められています。
最近では大規模修繕の周期の長期化が見られることがありますが、安全性や資産価値を守るためにも20年以上の周期は危険であると認識しておきましょう。
□マンションの大規模修繕を依頼する際の注意点
マンションの大規模修繕を実施することが決まったら、依頼の際には以下のことに気を付けてください。
1.建物診断を実施する
施工会社の中でも専門の知識を持ったスタッフが、実際に建物の調査に伺います。
劣化の具合や補修する箇所を点検し、最終的にその結果が工事内容や施工期間を決める大切な証拠になります。
建物診断は必ず実施してください。
2.計画と予算を立てる
ざっくり見積もりが出たら、スケジュールと予算を組みます。
マンションの大規模修繕では、費用は12年間積み立てた修繕費で賄いますが、万が一費用が足りなくなった場合はどこを優先して補修するか優先順位を立てながら計画しなければなりません。
スケジュール・予算を立てながら工事の見直しを図りましょう。
3.住民への説明会を実施する
大規模な工事が実施されると、住民にとってはかなり我慢とストレスが溜まります。
そのため大規模修繕を実施する際には、住民からの理解を得ることが最重要項目です。
工期や工事内容、期間中の注意事項を入念に説明し、住民の不安をできるだけ減らすことが大切です。
□まとめ
マンションの大規模修繕は、ほとんどのマンションが12年周期で実施しています。
20年、30年のような長期的な周期で修繕工事を行うのは非常に危険です。
住民とマンションを守るためにも、計画的に大規模修繕を行いましょう。
その際、建物診断を実施すること、スケジュールや予算を組むこと、説明会を実施することを忘れてはいけません。
外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。
大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。
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