外壁修繕の窓口のスタッフブログ 記事一覧
大規模修繕の豆知識
大規模修繕の周期はガイドラインで決まっている?
マンションを適切に運営するためには、定期的な大規模修繕工事を実施することが求められています。 そうはいっても、「周期についてガイドラインで義務付けられていることがあるのか」や、「何年を目安に修繕を行うべきなのか」良く分からないことも多いかもしれません。 そこで今回は、大規模修繕を行うべき周期について解説します。 何年を目安に大規模修繕を行うべきなのかでお困りのマンションオーナー様は、ぜひこの記事を参考にしてください。 □大規模修繕の周期は義務付けられている?ガイドラインについて 大規模修繕工事は、一般的に「12年」を目安に行うべきだといわれています。 ただし、「大規模修繕は必ず12年を周期に行わなければいけない」と決められているわけではありません。 国土交通省のガイドラインにも、「大規模修繕は12年を周期に行うべき」と推奨されてはいるものの、「12年周期で行わなければならない」とは決して指定されていません。 そのため、あくまでも12年は目安として参考にし、マンション自体の劣化状況を基準にして、大規模修繕が必要なのかどうかを検討するようにしましょう。 ただし、平成20年に行われた建築基準法の改正により、築10年が経過した後は外壁の「全面打診調査」を行うことが義務付けられました。 外壁の全面打診調査とは、タイルやモルタル外壁の表面をたたいて、浮きや剥がれ具合をチェックするための調査です。 この全面打診調査においても、足場を組み立てる必要があるため、足場の設置・解体にかかる費用を少しでも浮かせるために、全面打診調査と同時に大規模修繕工事を実施しているケースが多いです。 このように、「何年経ったら必ず大規模修繕を行わなければいけない」と定められているわけではありませんが、建物の劣化が目立ち始める12年を目安に工事を実施するのが望ましいでしょう。 □大規模修繕を行う際の注意点 大規模修繕を行う周期を決定したら、次の2点に気を付けて工事を実施してください。 *修繕工事中のクレーム 修繕工事中は、施工の「音」と「臭い」が問題になることが多いです。 また、窓を開けられなかったり、日当たりが悪くなったりと、生活の不便さをクレームに入れられる可能性もあります。 クレーム対策として最も効果的なのは、修繕工事について、事前にきちんと広報しておくことです。 そのため、工事を行う前には必ず工事内容と工期について告知し、工事期間中もその都度進行具合や工期の延長についての情報を伝えるようにしましょう。 *毎月施工の進み具合を確認する 施工中のトラブルや不備・不具合を早急に見つけるためには、定期的に施工状況を確認しておく必要があります。 施工スケジュールによっては、作業の進め方や順序が変わったり、場合によっては工期が長引いたりする可能性も考えられます。 工期が長引くことは、居住者からのクレームの原因にもなるため、修繕の進行具合については毎月確認するようにしましょう。 □まとめ マンションの大規模修繕工事に決められた周期はありませんが、経年劣化が目立ち始め、外壁の全面打診調査も行う必要のある「12年」を目安に周期を設定するのがおすすめです。 大規模修繕を行う際は、様々な問題が発生するリスクがあるので、工事前の情報提示と毎月の施工確認については忘れずに実施するようにしましょう。 2023年5月5日 更新マンションの大規模修繕でよくあるトラブルとは?私物が破損したって本当?
たくさんのお金と人を巻き込むことになるマンションの大規模修繕では、様々なトラブルが発生するリスクが潜んでいます。 面倒なトラブルを発生させないためには、私物の破損から契約内容の問題まで、たくさんのリスクに対して備えておかなければいけません。 今回は、マンションの大規模修繕で起こりやすいトラブルと、それらの対策法についてお伝えします。 問題なく修繕を進めるためにも、よくあるトラブルとその解決策についてしっかり把握しておきましょう。 □破損?大規模修繕中によく起こるトラブル4選 1.居住者・近隣住民からの苦情 騒音や振動、ほこりや悪臭が原因で、マンションの居住者や近隣住民からクレームが入ることは非常に多いです。 特に居住者については、工事期間中は洗濯物を干せなかったり、窓を開けられなかったりして生活が不便になる恐れがあるので、しっかりと配慮しておかなければいけません。 2.空き巣被害 工事用に組まれた足場を利用して、空き巣犯が敷地内に侵入してくるトラブルも多いです。 空き巣犯に侵入されると、窃盗だけでなく、窓や私物の破損が問題になることもあるので注意しなければいけません。 3.工期の長引き 悪天候や社会情勢を理由に工事開始が遅くなったり、思いがけない不備が発覚したりして、当初予定されていた期間よりも工期が長引いてしまう可能性もあります。 工期が延長されることは、居住者の不便な生活が長続きすることも意味するので、住民へのケアも必要になってくるでしょう。 4.契約に不備が発生した いざ工事を開始するとなってから、契約通りの工事が実施できないと伝えられるケースも中にはあります。 契約内容に不備があると、新たな契約を結ぶのに時間がかかったり、費用と手間を取られたりと損失を被る可能性があるので、施工会社は慎重に選ばなければいけません。 □大規模修繕で起こるトラブルを防ぐには? *居住者とのトラブルを避けるためには 居住者との間でトラブルを起こさないためには、しっかりとコミュニケーションをとっておくことが大切です。 工事が開始する前に修繕の内容や目的をしっかりと告知しておき、工事中には進行具合や工期の延長について、その都度伝えるようにしましょう。 *近隣住民とのトラブルを避けるためには 近隣住民からのクレームを生まないようにするためにも、工事前の事前連絡と工事中のこまめな告知を実施することが大切です。 マンションの居住者とは違い、近隣住民の皆さんは修繕工事を把握していない可能性が高いです。 そのため、工事期間について告知するだけではなく、トラブルを迅速に解決するためにも、マンション管理組合のお問い合わせ先を伝えておきましょう。 *施工会社とのトラブルを避けるためには 施工会社との間でトラブルが発生してしまう最大の原因は、契約締結前の情報収集不足です。 契約や工事内容についてきちんと確認していないと、施工品質が悪かったり、追加工事費用を請求されたりと、想定外のトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。 施工会社とのトラブルは大きな損失を被ることにもつながるので、施工契約を結ぶ前には、必ず弁護士に契約内容をチェックしてもらいましょう。 その中で、自分たちが不利になる契約内容が含まれている場合は、契約内容の修正を要求する姿勢も大切です。 □まとめ マンションの大規模修繕では、居住者だけではなく、近隣の住民や施工会社との間でもトラブルが発生する恐れがあります。 そのため、工事前・工事期間中に修繕に関する情報を伝えることと、契約前にきちんと内容を確認することを怠らないようにしてください。 2023年5月1日 更新オーナー様と住民の方で違います!マンションの大規模修繕で気をつけるべき7つのこと
マンションの大規模工事は、管理組合やオーナー様にとって重要な問題です。 オーナー様は、工事費用の負担、工事中のトラブルに直面するストレスがあります。 一方住民は、工事による不便や生活環境の変化に対応するストレスがあります。 それぞれ、ストレスに思うことがあっても、マンションの寿命のために大規模修繕は行う必要があります。 本稿では、ストレスを少しでも減らすためにオーナー様、住民の方々それぞれが気をつけるべきことをご紹介します。 ぜひご覧ください。 □オーナー様が気をつけるべきこと3選 1.修繕積立金の不足 大規模修繕工事の費用は、区分所有者が毎月納める修繕積立金から捻出されます。 この修繕積立金の額は、各管理組合で作成されている長期修繕計画に基づいて算出されています。 しかし、工事がスタートして資金が足りないことが分かる場合があります。 こうした事態に陥らないよう、収支の状況を管理することが重要になります。 積立金の不足が分かった場合、以下のような対策を取りましょう。 ・工事内容を見直し、費用を抑える ・工事の時期を見直す ・区分所有者から一時金として追加徴収する ・融資を受ける ただし、これらはいずれも一時的な解決にしかなっていません。 将来に向けて、修繕積立金の改定を含めた長期修繕計画の見直しを行うようにしましょう。 2.管理組合内の意見がまとまらない 理事会、修繕委員会、管理組合いずれかの意見が強く反映されていると不満が生まれてしまいます。 工事をスムーズに運ぶために、公平性や透明性を保ち、管理組合全体で方向性を共有しましょう。 3.説明会を開く オーナー様と住民の方との認識の差がトラブルを引き起こします。 修繕を行う前に丁寧に修繕内容を住民の方へ説明するようにしましょう。 どんなことを説明すれば良いのか次の章でご紹介します。 □住民の方に気をつけていただきたい注意点 1.ベランダの使用制限 工事の都合上、ベランダが使用できない期間が存在します。 ・ベランダの荷物をいつまでに撤去するか ・洗濯物を干せない期間 ・メッシュシートが設置される期間 これらを住民の方に伝えておきましょう。 2.エアコンの使用 エアコンの使用は制限されることがほとんどないですが、念のために確認しておきましょう。 また、室外機が工事で傷つく可能性があるため、修繕工事前の写真を残しておくと安心です。 3.窓を開けられない期間 足場を組む場合は、侵入が可能になってしまうため、窓を開けることを控えた方が良いでしょう。 □まとめ オーナーは積立金の不足、管理組合内の意見不一致、住民との認識の差に気を付ける必要があります。 住民は、ベランダ、エアコンの使用制限、窓が開けられない期間に気を付けましょう。 工事前はこれらについて丁寧に住民の方々へ説明会を開くようにしましょう。 2023年4月27日 更新マンションの大規模修繕、周期は10年・12年・15年、どれが最適?
問題なくマンションを維持・運営していくためには、周期的な大規模修繕工事が欠かせません。 そうはいっても、周期の目安として10年・12年・15年と様々な情報が出回っているため、どの期間が最適なのか分からない方も多いと思います。 そこで今回は、マンションの大規模修繕を行うのに最適な周期について解説します。 ベストな周期を把握して、トラブルなく、また余計な出費もせずに修繕できる状態を整えましょう。 □マンションの大規模修繕とは? マンションの大規模修繕工事とは、時間の経過とともに、建物が劣化していくことを防止するために行われる工事です。 マンションは建築基準法に従って建築されているので、建築時の段階ではしっかりとした耐震性や防水性が備わっています。 しかし、どれだけ腕の良い職人が建築していたり、機能性の高い建築材を使用していたりする建物であっても、時間の経過とともに経年変化は進行してしまうものです。 そのような経年劣化により、甚大な被害を起こさないためにも、周期的に大規模修繕を行う必要があります。 分譲マンションにおいては、管理組合が一般的に修繕を主導していますが、その中でも足場が必要になるような特に大きい工事のことを「大規模修繕工事」と呼んでいます。 たとえば、外壁の補修や防水工事、鉄部の塗装工事や給排水管工事が実施されています。 基本的には共用部分を対象に修繕を行う工事ですが、大規模修繕では工期が長く、高額な費用も必要になるため、前もって計画を立てて行うことが大切です。 □10年・12年・15年?マンションの大規模修繕に最適な周期とは? ここからは、マンションの大規模修繕を実施するのに最適な周期についてお伝えします。 一般的な分譲マンションでは、「12年」を周期に大規模修繕を行うように計画されています。 大規模修繕が12年を目安に行われる理由の1つが、建築基準法です。 建築基準法の取り決めによって、築10年経過後から築13年までの間に、外壁の全面打診調査とその報告を行うことが義務付けられています。 全面打診調査とは、タイルやモルタルの浮き具合をチェックする調査で、基本的には足場を設置する必要があります。 そこで、足場の設置・解体にかかる費用を抑えるために、全面打診調査と同時に大規模修繕も行われているのが現状です。 ただし、12年が経ったら必ず修繕工事を行わなければいけないわけではありません。 大規模修繕のみで考えれば、築12年から18年を目安に修繕を実施するよう求められているので、15年や18年を周期に行うことも可能です。 そうはいっても、築年数が経てば経つほど建物の経年劣化も進行してしまい、修繕にかかる費用も膨らんでしまうかもしれません。 そのため、できれば足場のコストを削減できる12年を目安に、大規模修繕を実施するのが望ましいでしょう。 □まとめ マンションの居住者が安心して生活を営めるためにも、大規模修繕工事を周期的に行わなければいけません。 必ず従わなければいけない工期は決められていませんが、おおよそ12年、最長でも15年を目安に修繕を実施するべきだと頭に入れておいてください。 2023年4月23日 更新30年周期でのマンションの大規模修繕は危険!適切な修繕周期と注意点を解説します!
マンションにはたくさんの人が住んでおり、人々の安全な暮らしを守るために大規模修繕は必要不可欠な工事ですが、中には30年周期で実施しているというマンションも見られます。 建物が大きい分造りはしっかりしているものの、あまり長期的な周期を設けると安全性が保障できません。 そこで今回は、マンションの大規模修繕における適切な周期と依頼する際の注意点を解説します。 □大規模修繕の周期が30年は長い? マンションの大規模修繕の周期目安は12年周期です。 実は大規模修繕の周期は正確には定められていません。 日本は地域によって気候が異なるため老朽化の進行度合いもマンションによりますし、一概には周期を断定できないのです。 そのためあくまで目安ですが、大体のマンションが12年を目安に大規模修繕を実施しています。 また建築基準法では、外壁が特定の素材に該当する場合は築10年が経過してから3年以内に外壁の全面打診調査を行うように定められています。 最近では大規模修繕の周期の長期化が見られることがありますが、安全性や資産価値を守るためにも20年以上の周期は危険であると認識しておきましょう。 □マンションの大規模修繕を依頼する際の注意点 マンションの大規模修繕を実施することが決まったら、依頼の際には以下のことに気を付けてください。 1.建物診断を実施する 施工会社の中でも専門の知識を持ったスタッフが、実際に建物の調査に伺います。 劣化の具合や補修する箇所を点検し、最終的にその結果が工事内容や施工期間を決める大切な証拠になります。 建物診断は必ず実施してください。 2.計画と予算を立てる ざっくり見積もりが出たら、スケジュールと予算を組みます。 マンションの大規模修繕では、費用は12年間積み立てた修繕費で賄いますが、万が一費用が足りなくなった場合はどこを優先して補修するか優先順位を立てながら計画しなければなりません。 スケジュール・予算を立てながら工事の見直しを図りましょう。 3.住民への説明会を実施する 大規模な工事が実施されると、住民にとってはかなり我慢とストレスが溜まります。 そのため大規模修繕を実施する際には、住民からの理解を得ることが最重要項目です。 工期や工事内容、期間中の注意事項を入念に説明し、住民の不安をできるだけ減らすことが大切です。 □まとめ マンションの大規模修繕は、ほとんどのマンションが12年周期で実施しています。 20年、30年のような長期的な周期で修繕工事を行うのは非常に危険です。 住民とマンションを守るためにも、計画的に大規模修繕を行いましょう。 その際、建物診断を実施すること、スケジュールや予算を組むこと、説明会を実施することを忘れてはいけません。 外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。 大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。 運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2023年4月20日 更新大規模修繕ではベランダの片付けは必須!修繕工事のベランダ事情を解説します!
マンションの経年劣化に伴い徐々に現実味を帯びてくる、マンションの大規模修繕。 マンション自体の安全性や住民の暮らしを守るために必ず実施しなければなりませんが、その際に良くトラブルが起きやすいのがベランダです。 今回は、マンションの大規模修繕におけるベランダ関係の注意点を解説します。 □大規模修繕ではベランダも施工部分 実はマンションのベランダは、居住者が管理する専有部分ではなく共有部分に当たります。 そのため大規模修繕工事ではベランダも工事の範囲内なのです。 ベランダは雨風にさらされ劣化が進みやすいので、工事が必須の箇所になります。 工事の内容は以下の通りです。 ・防水補修工事 ベランダの床は雨水が浸透しないように、新築時に防水加工が施されています。 しかしこの防水加工は紫外線や雨風、人が歩く・物を置くなどの行動により劣化します。 床材に塗装で防水層を作り、その上から塗装を守るコーティングを施してもう一度新しい膜を張るのです。 ・外壁修繕工事 ベランダの外壁に不具合があれば、補修・塗装も工事内容です。 ひび割れは雨漏りの直接の原因にもなり得るので、被害が出ないうちに修繕する必要があります。 ・窓の修理 サッシや窓枠も共有部分になり、立て付けが悪い場合や不具合が生じている場合は大規模修繕のタイミングで交換してもらいます。 ただし窓ガラスのみ専有部分の扱いにしているマンションもあり、その場合は割れていても交換してもらえません。 □ベランダの片付けを忘れずに! 先述の通り、大規模修繕のタイミングではベランダも施工対象になります。 床や外壁の工事があるため、私物はすべて片付けていただく必要があるのです。 プランターや物干し竿、倉庫なども一時的に撤去してもらわなければいけません。 かなり重労働ですが、この片付けは自力で行っていただいています。 オーナー様はあらかじめ住民説明会のタイミングでベランダの私物を片付けてほしいと伝えておく必要があり、住民の皆様は「〇日までに」と指定された日までに私物を片付けなければいけません。 私物が放置してあって破損した場合は弁償できない可能性もあるので、お互いの協力が大切です。 □まとめ 大規模修繕工事においてトラブルの多いベランダ工事。 プライバシーが守られない、私物を壊されたなどの苦情が寄せられることがあります。 しかしベランダは共有部分であり、雨漏りや崩壊などの事故を起こさないためにも定期的にメンテナンスが必要なのです。 オーナー様にも住民の方にもご理解いただき、片付けを行っていただかなければいけないことを押さえておいてください。 外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。 大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。 運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2023年4月16日 更新マンションの大規模修繕とは?必要性と費用負担の相場額を解説します!
マンションの定期メンテナンスの1つとして、一定の周期で実施されるマンションの大規模修繕をご存じでしょうか。 マンションを所有しているオーナー様やマンションに住む方なら一度は聞いたことがあるかもしれません。 しかし実際、本当にマンションの大規模修繕は必要なのでしょうか。 今回は、そんなマンションの大規模修繕の必要性とかかる費用の相場をご紹介します。 □マンションの大規模修繕とは? マンションの大規模修繕とは、外壁塗装や防水工事のようなマンションのメンテナンスの中でも特に大規模な工事です。 マンションの経年劣化を防ぎ安全に暮らせる環境を常に整えるために、定期的な周期で実施されます。 どんなマンションでも、不具合があればその都度修理して安全性を保っているため、本当に大規模修繕が必要なのか疑問に思う方もいるかもしれません。 確かに目に見える不備は毎回の補修で問題ありませんが、外壁や共用部の細かいところまで常に目を配れるわけではありません。 定期的にプロに点検・補修を依頼して、普段は目につかない部分の経年劣化まできちんと補修して安全性を保つ必要があります。 また、マンションの資産価値を高めるのも大規模修繕の目的の1つです。 建物の経年劣化をそのままにしておくと、設備不良や老朽化で住民も安全に住めなくなり、人は入るどころか去る一方です。 それではオーナー様もマンションを維持するのが難しくなってしまい、悪循環に陥ります。 定期的にメンテナンスすることで資産価値を守り、いつでも人を受け入れられるようにすることが大切です。 □マンションの大規模修繕の費用負担はどのくらい? マンションの大規模修繕にかかる費用の相場は、1戸当たり100万円が目安です。 基本的には100万円×部屋数で考えるので、部屋数が100戸あるなら1億円が相場です。 しかし経年劣化の状態によって金額は大きく左右されます。 安くて50万円~高額になると150万円かかることもありますし、部分的な損傷が激しく一部にお金を使うことになる場合も考えられます。 これらはあくまで相場として、まずはプロに点検してもらってマンションの現状を知りましょう。 修繕費は工事が実施されるまでの間、住民から徴収する修繕費や管理費を積み立てて元手にすることがほとんどです。 費用をある程度算出して、普段から大規模修繕のためのお金を意識して準備しておいてください。 □まとめ マンションの大規模修繕には、マンションの安全性を保つこと、資産価値を維持することが目的として挙げられます。 普段の小規模な工事でなく一気に老朽化している箇所を補修する工事なので規模も大きいですが、住民が安全に暮らすためにとても大切な工事なのです。 費用相場は100万円×戸数で計算して、普段から必要な費用を意識して用意しておくことが大切です。 外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。 大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。 運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2023年4月12日 更新マンションの大規模修繕は必要?不要?修繕工事の必要性と費用対策についてご紹介!
多くの人々にとって帰る家としての役割を担うマンションですが、大きな建物であるがゆえに経年劣化も一般的な住宅より速く進みます。 そのためマンションのオーナー様であれば、マンションの大規模修繕についてご存じの方も多いでしょう。 しかしマンションにおける大規模修繕工事は本当に必要なのでしょうか。 今回は、マンションの大規模修繕の必要性を理由と一緒に解説し、費用対策についてもご紹介します。 □大規模修繕の必要性とは? マンションの劣化を定期的に補修するために実施される大規模修繕。 多額の費用がかかることや住民とトラブルが起こりやすいことなどから、あまりやりたくないというオーナー様もいらっしゃるかもしれません。 では、大規模修繕はどうして必要なのでしょうか。 大規模修繕を実施しないといけない最大の理由は、やはり安全性を維持するためです。 現代のマンションのほとんどが鉄筋コンクリート製であり、昔と比べてもはるかに耐久性に優れた時代になりました。 それでも紫外線や雨風の影響を受けたマンションは必ず劣化します。 危険な状態のマンションで生活すると普段の生活にも不安を感じるでしょうし、近年災害も頻発している中では万が一の場合を考えると安心して暮らせません。 たくさんの人が暮らしているマンションだからこそ、常に安全な場所でなければいけません。 また、資産価値を維持することも大切な目的の1つです。 古ぼけて安全に暮らせないようなマンションであれば人は入ってこず、資産価値はどんどん低下します。 人が集まらなければお金もオーナー様の元には入らず、家賃を上げなければいけなくなり、人は出ていく一方、という悪循環が続いてしまいます。 マンションの資産価値を維持する上でも、大規模修繕工事はとても大切なのです。 □マンションの大規模修繕における費用対策 そうは言っても多額の費用がかかる大規模修繕のために、どのようにお金を準備すればいいのでしょうか。 マンションの大規模修繕にかかる費用の相場は、一戸当たり100~125万円と言われています。 まずは100万円×戸数でざっくりの金額を算出しましょう。 費用は主に修繕積立金を活用します。 マンションの住民が月に払うお金に含まれている修繕積立金を工事までの間積み立て、準備しておくのです。 また、施工時に管理組合ローンを利用して融資してもらい費用を捻出したり、各自治体から補助金が出たりする場合もあります。 出費が巨額な分、しっかりと用意しておきましょう。 □まとめ マンションの大規模修繕が必要な理由として、安全性の維持はもちろん、資産価値を守ることも挙げられます。 すべて住民の、そしてオーナー様の暮らしを守るために大切なことです。 ぜひ必要性について考えながら、同時に費用対策についても考えておいてください。 準備した分で費用が足りないと感じたら、早めに金融機関や補助金について調べておきましょう。 外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。 大規模修繕工事に関することは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。 運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2023年4月8日 更新大阪地域密着5,000件の豊富な施工実績
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