スタッフブログ 大規模修繕に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

大規模修繕の豆知識の記事一覧

大規模修繕工事とは?改修との違いを解説します!

建物は年々少しずつ劣化していくため、定期的なメンテナンスが必要です。 そこで行われるのが大規模修繕工事と呼ばれるものです。 今回は、大規模修繕工事と改修の違いや大規模改修工事のポイントを含めて紹介します。 □大規模修繕工事と改修工事の違いとは? *大規模修繕工事とは 大規模改修工事とはマンションやビルの劣化に合わせて実施する計画的な工事です。 分譲マンションの場合、設備や建物の老朽化に合わせて長期の修繕計画が立てられています。 一般的に、大規模修繕工事は、工事期間が長く多くの費用がかかります。 工事内容は、外壁タイルの張り替え工事や外壁塗装工事の他、給排水設備工事や防水工事もあります。 *改修との違い 改修は、機能の回復、維持に加え、建物を拡張させる工事のことをいいます。 廊下の照明計画の変更や共用スペースのエントランスを再デザインすることも改修工事にあたります。 このように、建物の性能や機能の進化、向上を目的とする工事が改修工事になります。 □大規模修繕工事のポイント 1つ目は、費用です。 この工事の費用は1戸あたり100万円前後になります。 マンションの規模にもよりますが、全体では数千万円から数億円の費用がかかります。 そのため、マンションの管理組合は住人から「修繕積立金」として家賃とは別に毎月徴収しているケースもあります。 2つ目は、工事の期間です。 大規模修繕は共用部分の工事がメインとなり、マンションの多くの住人に影響が及ぶため、住人の同意がなければ工事を進められません。 同意を得るためにも、説明会を開催されることもあります。 そのため、計画から着工までは一般的に1年から2年程度かかります。 また、着工から工事完了までも4ヵ月程度かかります。 その間も住人は窓開けや洗濯物干しを制限される場合があることに注意しましょう。 3つ目は、周期と回数です。 一般的に12年から15年周期で工事が実施されます。 しかし、最近は材料の進化によって耐久性も上がり、周期が15年、18年と延びるケースもあります。 実際に修繕工事を実施するかは建物の状態から判断しますが、前回の工事から10年を超えた頃から検討するマンションが多くなっています。 □まとめ 今回は、大規模修繕工事について、改修との違いも含めて紹介しました。 大規模修繕工事を行うには、高い費用だけでなく、住人の方々の協力も必要になります。 外壁修繕の窓口は、地域密着30年以上で施工実績も5000件以上あります。 大規模修繕工事は是非外壁修繕の窓口へご相談ください。   運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2022年12月21日 更新
大規模修繕の豆知識

手抜き工事の見抜き方とは?チェックポイントをご紹介!

外壁塗装を行う際、手抜き工事をしているのではないかと心配する方もいらっしゃるでしょう。 しかし、手抜き工事を見抜く方法もいくつかあります。 そこで今回は、外壁塗装の際の手抜き工事の見抜き方について紹介します。 □手抜き工事の見抜き方とは? *高圧洗浄は見えないところもしているか 高圧洗浄は、外壁の汚れを落とし、塗料がしっかりと密着するために必要不可欠な工程です。 これを行わずに塗装すると、塗膜剝離などの問題が出てきます。 高圧洗浄の手抜きは、屋根の部分を適当に行っている可能性があります。 コケがきちんと落ちきっているか確認しましょう。 *コーキングを撤去しているか コーキングはカッターを使って撤去した後に新しいものを打ちます。 撤去せずに上からそのままコーキングを打っていないか確認しましょう。 *乾燥時間や希釈率を守っているか 乾燥時間、塗装の希釈率は、塗料カタログの裏に記載されています。 乾燥時間をとらずにすぐに次の工程に移ったり、塗料を薄めすぎることで、人件費を抑え、材料費を削減し、業者の利益を上げようとする手抜き工事です。 工事スケジュール、実際に使った塗料缶の数などを見て、乾燥時間と希釈率を確認しましょう。 □手抜き工事を発見した際の対処法 1つ目は、業者にやり直しを依頼することです。 職人や業者に直接やり直しを依頼する方法です。 業者によっては、お金の支払い後にすぐ逃げてしまう場合があるため、気になる点は必ず支払う前に業者に確認しておきましょう。 2つ目は、独立法人国民生活センターに連絡することです。 ここでは、裁判を起こさずに本人同士での和解に仲介してもらえる制度が存在します。 3つ目は、住宅リフォーム紛争処理支援センターに連絡することです。 品確法第78条にもとづいた、国土交通大臣が指定する公益法人です。 住宅の建設工事の請負契約、売買契約に関する相談、助言、苦情処理などをしてくれる機関です。 4つ目は、弁護士に依頼することです。 個別にしっかりと対応してくれますが、多額の費用がかかります。 最後の手段として利用するのが適切でしょう。 □まとめ 今回は、外壁塗装の際の手抜き工事の見抜き方について紹介しました。 手抜き工事の見抜き方はいくつかあり、それに対しての対処法も複数存在します。 外壁修繕の窓口では、工事完了後から10年間の定期点検といったアフターフォローも充実しております。 大規模修繕工事は是非外壁修繕の窓口へご相談ください。   運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2022年12月17日 更新
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鉄骨造の雨漏りの原因と修理方法を解説します!

鉄骨造の建物の雨漏りは、非常に厄介なものが多く、場合によっては建物自体の耐久性に影響します。 しかし、修理方法もいくつか存在します。 そこで今回は、鉄骨造の雨漏りの原因とその修理方法について紹介します。 □鉄骨造の雨漏りの原因は? 1つ目は、外壁がALC建材の場合の目地部からの雨漏りです。 鉄骨造の建物には、ALCパネルが建材として使用されるのが一般的です。 ALCパネルは、外力に弱く、水を吸収しやすいという欠点があります。 そのため、この欠点が鉄骨造の雨漏りの原因となっている場合が多くあります。 2つ目は、鉄骨の腐食による雨漏りです。 鉄骨が腐食すると、鉄骨に穴が開いたり、外壁との取り合い部に隙間が生じてしまいまい、そこから水が浸入します。 この水の侵入が鉄骨の腐食や錆を進行させ、結果的に建物の耐久性を下げることになります。 3つ目は、建材と鉄骨との取り合い部からの雨漏りです。 腐食や錆がある、ないに関わらず、建材と鉄骨との取り合い部は隙間ができやすい部分です。 施工不良や、経年によりシーリングが切れたり、塗装の剥がれが生じると雨漏りの原因になります。 4つ目は、屋上からの雨漏りです。 陸屋根の場合、屋上には「ドレン」と呼ばれる、雨水の排水口があります。 ドレンにトラブルがあると、屋上の雨水がしっかりと排水されず、雨漏りの原因になります。 その他にも屋上防水の劣化が雨漏りの原因となる場合があります。 □鉄骨造の雨漏りの修理方法は? *コーキングの打ち替え コーキングの耐用年数は5年から10年です。 寒暖差の激しい地方、豪雪地帯、台風が通る地域であれば、耐用年数は下がります。 コーキングは、部材と部材の隙間を埋める止水材です。 コーキングの劣化は知識があまりなくても分かるため、定期的に観察するようにしましょう。 *外壁塗装 塗装は建物の外観を保つだけでなく、撥水性や耐候性を高める機能もあります。 塗膜が劣化すれば撥水性や耐候性が低下し、雨水への耐性も落ち、外壁の劣化につながります。 コーキング同様、外壁の劣化も見て分かるため、時期を見て屋根や外壁の塗り替えを行いましょう。 *屋上防水 屋上の床面には一般的に防水加工が施されており、建物を雨水から守る役割を持っています。 耐用年数は10年から15年で、劣化によってひび割れたり、シート防水の場合はめくれあがることもあります。 □まとめ 今回は、鉄骨造の雨漏りの原因と修理方法について紹介しました。 劣化の多くは知識があまりなくても分かるため、頃合いを見て観察や修理を行いましょう。 外壁修繕の窓口は、修繕が完了した後も10年間の定期点検といったアフターフォローが充実しております。 大規模修繕工事は是非外壁修繕の窓口へご相談ください。   外壁修繕の窓口の運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2022年12月13日 更新
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ドローンによる建物の外壁調査のメリットとデメリットについて解説します!

ドローンによる建物の外壁調査には、さまざまなメリットがあります。 その一方で、ドローンを使用するデメリットもいくつか存在します。 そこで今回は、外壁修繕をお考えの方向けに、ドローンによる外壁調査のメリットとデメリットを紹介します。 ぜひ外壁修繕について考える際の参考にしてください。 □ドローンでの外壁調査のメリットとは? 1つ目は、正確な見積もりを出せることです。 空撮による細部までの調査が可能なため、より正確な見積もりを出せます。 マンションの高さの制限なしに空中から調査可能です。 また、現在は調査の範囲が広くなったため、より正確な見積もりを行えます。 2つ目は、点検記録を保存できることです。 動画や画像で調査記録を保存できます。 また、何か異常が発生した場合でも、過去の調査の履歴を遡ることで、時間経過を確認できます。 近年では、カメラの多様化によって赤外線画像による点検記録も取得できるようになっています。 3つ目は、調査費用を安く済ませられることです。 作業員による調査よりも人件費や機材費を減らせるため、調査費用も安くなります。 ドローンを操作する人さえいれば、調査できるのです。 4つ目は、調査が短時間でできることです。 空中から広い範囲での調査が可能なため、短時間で終了します。 5つ目は、安全に調査ができることです。 作業員はドローンが取得する映像を見るだけで調査ができるため、安全です。 また、調査用のドローンの多くは自動操縦ができる他、衝突防止用センサーが付いているため、操縦ミスによる危険もありません。 □ドローンでの外壁調査のデメリット *調査が天候に左右される ドローンを使用する調査は、天気が良くない場合は実施できません。 雨や風が強いと墜落する可能性があるため、悪天候の日に調査を行うと事故になってしまうケースもあります。 常時天候が良い場合しか飛行ができないため、墜落のリスクを未然に防ぐよう心がけましょう。 *場所による飛行の制限 調査対象の建物の立地や環境によっては、ドローンの飛行を制限、禁止される場合があります。 ドローンの飛行には、厳しい規制があります。 外壁調査をする際は、事前に許可を取らなければならない場合もあります。 □まとめ 今回は、ドローンによる外壁調査のメリットとデメリットを紹介しました。 外壁修繕の窓口では、事前にオーナー様の想いを踏まえた適切な修繕を提案いたします。 建物の定期点検をご検討中の方は、是非外壁修繕の窓口へご相談ください。   外壁修繕の窓口の運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2022年12月9日 更新
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マンションの外壁塗装の費用相場は?単価や注意点をご紹介します!

マンションの外壁塗装は、外壁の劣化や見た目の悪化を防ぐためにも必要です。 そこで今回は、マンションの外壁塗装をお考えの方向けに、外壁塗装の単価について紹介します。 注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。 □マンションの外壁塗装の単価は? *マンションの外壁塗装にかかる費用 3階建てで130万円から410万円、5階建てで450万円から670万円、7階建てで630万円から950万円の費用がかかります。 また、塗料の種類でも価格が変わります。 *塗料の種類で価格も変化 例えば、アクリル系塗料は耐用年数が4年で、1平方メートルあたり1500円前後の費用がかかります。 価格は安いですが、こまめな塗り替えが必要です。 ウレタン系塗料の場合、6年から8年の耐用年数があり、1平方メートルあたり1800円から2000円の費用がかかります。 こちらも価格が安いため、塗装費用を安く済ませたい場合におすすめです。 また、無機系塗料というものもあります。 耐用年数は10年から25年で、1平方メートルあたり3500円から5000円ほどの費用がかかります。 値段は高めですが、耐久性は非常に高いのが魅力です。 *足場の設置費用 マンションのような2メートル以上の高さで外壁塗装工事をする場合は、足場を必ず設置する必要があります。 足場の設置費用は、1平方メートルあたり600円から800円です。 しかし、最近は「無足場工法」という足場を使わずに外壁塗装を行う業者もあります。 この工法の場合は費用も安くなるため、見積もりの際に相談するのも良いでしょう。 □外壁塗装の際に注意したいポイント 1つ目は、ベランダで洗濯物を干せなくなる可能性があることです。 外壁塗装を行う際、多くの場合、ベランダで洗濯物を干せなくなる期間があります。 また、塗料の臭いや作業のホコリ、チリが発生するため、窓が開けられない場合もあります。 十分な告知期間を設けて、居住者の理解を得ましょう。 2つ目は、近隣住民にも塗装について告知しておくことです。 マンションのような建物での作業の場合、足場の設置では大きな騒音が発生してしまいます。 また、周辺に塗料の臭いが広がる場合もあります。 近隣住民からの苦情につながる前に、外壁塗装についてあらかじめ告知しておきましょう。 □まとめ 今回は、マンションの外壁塗装の費用相場について注意点も交えて紹介しました。 外壁修繕の窓口では、これまでに5000件以上の施工実績があり、修繕専門店としての知識や経験も豊富です。   大規模修繕工事は是非外壁修繕の窓口へご相談ください。   外壁修繕の窓口の運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2022年12月5日 更新
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塩ビシート防水の費用はどのくらい?単価をご紹介します!

塩ビシート防水工事は、業者によって内容や金額が異なります。 そこで今回は、塩ビシート防水工事を検討中の方に向けて、塩ビシート防水の単価について紹介します。 工法についても解説しますので、ぜひ工事を考える際の参考にしてください。 □塩ビシート防水の単価を紹介! 1つ目は、下地処理です。 1平方メートルあたり100円から600円かかります。 2つ目は、下地保修です。 1平方メートルあたり2000円から3000円かかります。 3つ目は、平場の塩ビシート防水です。 1平方メートルあたり5000円から6000円かかります。 4つ目は、立ち上がりの塩ビシート防水です。 1平方メートルあたり3000円から5000円かかります。 5つ目は、末端処理です。 つなぎ目の隙間から水が入らないようにする修理です。 1平方メートルあたり2000円から3000円かかります。 6つ目は、改修用ドレンです。 1箇所あたり13000円から15000円かかります。 7つ目は、脱気筒です。 機械固定工法のみで使用されます。 1箇所あたり12000円から15000円かかります。 8つ目は、発生材処分費です。 工事で出た廃材の処分費です。 一式あたり10000円から30000円かかります。 9つ目は、現場経費です。 現場監督の人件費や手続きにかかる諸経費です。 上記に記載した8つの約10パーセントの費用がかかります。 □シート防水の工法について *塩ビシート防水機械固定法 シート防水の優れた工法です。 入隅コーナー部といった部分にシート鋼板をドリルで固定して塩ビシートを接合する工法です。 また、下地の撤去や調整がほとんど必要ないため、改修工事に適しています。 溶着剤で瞬時に接合するため、長時間にかけて安定した接合面を保てます。 *シート防水密着工法 塩化ビニール樹脂で作られた防水シートを接着剤を使って貼り付ける工法です。 下地が平らでないと施工が難しいケースがあります。 また、下地の撤去や調整が必要ないため、改修工事に適しています。 さらに、比較的短い期間で仕上がります。 一方で、施工後に接着剤が剥がれることがあるため注意しましょう。 □まとめ 今回は、塩ビシート防水の単価について紹介しました。 塩ビシートは点検の必要がなく、耐久性も非常に高いのが特徴です。 外壁修繕の窓口では、施工実績が5000件以上ある他、定期点検といったアフターフォローも充実しております。   大規模修繕工事や防水工事のことは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。   外壁修繕の窓口の運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2022年12月1日 更新
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マンション屋上の防水工事とは?屋上防水の種類をご紹介します!

マンション屋上の防水工事は、雨漏りを防ぐためにも重要な工事です。 防水工事には4種類あり、それぞれに特徴とメリットがあります。 そこで今回は、マンション屋上の防水工事について紹介します。 □マンション屋上の防水工事の種類について 1つ目は、FRP防水です。 FRP防水は、ガラス繊維が入ったプラスチックで防水層をつくる工事です。 FRPは水族館の水槽や船舶などに利用されるプラスチックのため、非常に高い防水機能があります。 また、軽い性質で屋根の軽量化にもつながるため、高層マンションの施工に最適です。 2つ目は、ウレタン防水です。 ウレタン防水は、ウレタン防水材を塗布する工事です。 専用シートまたは下地塗料の上にウレタン防水材を塗布して水を防ぎます。 でこぼこした屋上といった複雑な形状にも対応可能な工法です。 3つ目は、シート防水です。 シート防水は、防水機能の備わっているシートで防水層を作る工法です。 塩化ビニール製やゴム製のシートを、接着剤を使って屋上に固定します。 厚みのあるシートのため、ひび割れがある屋上でも大丈夫です。 4つ目は、アスファルト防水です。 アスファルト防水は、シートとアスファルトを使って防水層を作ります。 「貼る防水」と「塗る防水」を組み合わせた伝統的な施工方法です。 他の防水工事よりも耐久性が高く、結果的に施工回数が減ります。 □屋上防水の劣化のサインは? *シートにひび割れやめくれはないか 防水層にひびがあると、水が浸入してしまいます。 露出工法では、防水シートと防水シートの継ぎ目部分が劣化によってひび割れが起きやすくなります。 *水溜りができる場所はないか 水が溜まった状態が続くと劣化からトップコートが破断し、防水層の劣化が促進されてしまう場合があります。 バルコニーといった雨水が掛かる場所には、適切な斜面が必要です。 *排水口周りに泥が溜まっていないか 排水口周りといった隙間に泥が堆積すると、そこに飛んできた種で雑草が生えてしまいます。 雑草が生えると、根が防水層を傷つけている恐れから、引き抜くことが不可能になります。 また、排水口にゴミがたまり、排水がうまく行えない場合、水が溜まり、防水層の劣化が促進する原因になります。 □まとめ 今回は、マンション屋上の防水工事について紹介しました。 屋上防水の劣化に気づくサインはいくつかあるため、定期的にチェックするようにしましょう。 外壁修繕の窓口では、施工実績が5000件以上ある他、定期点検といったアフターフォローも充実しております。 大規模修繕工事や屋上の防水工事のことは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。 外壁修繕の窓口の運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2022年11月27日 更新
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マンションの大規模修繕工事は何年ごとに行われる?周期の目安をご紹介!

建物の修繕工事は、建物の劣化を防ぐためにも定期的に必ず行われる工事です。 そこで今回は、マンションの大規模修繕工事は何年ごとに行われるのか、周期の目安を紹介します。 工事内容と流れについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 □マンションの大規模修繕工事は何年ごとに行われる? マンションの大規模修繕工事のタイミングは一般的に「築12年」となっています。 しかし、構造や立地条件、管理状態、管理組合の方針によって異なるため、必ずしも12年とは定められていません。 建物の劣化が早い場合は、12年よりも早くなります。 損傷が少ない場合は、12年以上経ってから行われることもあります。 国土交通省の大規模修繕工事に関する実態調査によると、1回目の工事は築13年から16年で実施されています。 2回目は築26年から33年、3回目以降は37年から45年となっています。 マンションの大規模修繕工事は築12年で行われることが一般的ですが、実際は13年から16年ごとの実施のケースが多くなっています。 □大規模修繕工事の内容と流れは? *1回目の工事の内容と流れ 1つ目は、仮設工事です。 建築工事中に設置する設備や施設の施工を行う工事で、工事用の用水、電力、仮の囲いや養生などの設置する工事のことです。 2つ目は、下地補修工事です。 屋根や外壁を塗装する前にひび割れや細かい劣化などを補修する工事です。 3つ目は、タイル補修工事です。 タイルの浮きや劣化を補修する工事です。 4つ目は、シーリング工事です。 シーリングのヒビや剥がれを補修する工事です。 5つ目は、外壁塗装工事です。 マンションの外観を保つ他、断熱性や防水性を保つための必須工事です。 6つ目は、鉄部塗装工事です。 扉や外部の階段、手すりなどに使用されている鉄部の塗装工事です。 7つ目は、防水工事です。 各部屋のバルコニーや屋上、廊下といった箇所を汚れや雨水から守るために行われる工事です。 *2回目以降の工事の内容 2回目は、1回目よりもより踏み込んだ工事が必要です。 例をあげると、1回目で行わなかった給水管の交換工事を2回目では行います。 他の工事内容と流れは1回目と変わりませんが、築12年と24年では劣化具合が異なります。 雨風や紫外線の影響で劣化が進んでいることがあります。 □まとめ 今回は、マンションの大規模修繕工事は何年ごとに行われるのか、周期の目安を紹介しました。 外壁修繕の窓口では、これまで5000件以上の施工実績があり、知識と経験が豊富なスペシャリストが修繕いたします。 大規模修繕工事のことは是非外壁修繕の窓口へご相談ください。   外壁修繕の窓口の運営会社:株式会社杉本建装工業 大規模修繕専門ショールーム:〒593-8312 大阪府堺市西区草部818-3 フリーダイヤル:0120-71-7716 セミナー情報:https://syuzen-madoguchi.com/seminar/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@user-zn2zh2qc7u 2022年11月23日 更新
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大規模修繕工事で5つの工事内容を徹底解説

大規模修繕工事は、建物の経年劣化に対応するための工事です。新築された建物は、年月が経つにつれ外壁をはじめ設備などが劣化していくことは避けられません。そのため、定期的な点検を行い不具合や異状の早期発見に努める必要があります。大規模修繕工事も、定期的に行うことで住む人の安全や建物の劣化を防止し、機能を回復させることができるのです。この記事では、大規模修繕工事の工事内容や費用などを詳しく解説していきますのでぜひ参考にしてください。   大規模修繕工事の工事内容 準備の第1段階として、まずは建物の状態を確認する建物診断を実施します。そして、その結果を受けて工事時期や工事範囲の決定、工事の内容や材料、工法などを選定する工事仕様の検討して要約、工事を実施することができます。ここでは、外壁の塗装やタイルの補修、防水工事といった実際の大規模修繕の工事内容について詳しく見ていきましょう。   仮設工事 「直接仮設工事」では、大規模修繕工事を行うために必要な足場の設置を行います。建物の周りに足場を建て、その周囲をメッシュシートで覆います。工事中に塗料が飛散したり、資材などが外部へ落下するのを防ぐためです。また、工事中も安全に通行ができるよう出入口や通路の頭上には防護棚を設置したり、侵入者対策にカメラやセンサーライトを取り付けたりします。実際の工事に入る前には、生活される方や建物周囲の安全を守るため、この他にもさまざまな安全・防犯対策を講じます。   下地・タイル補修 下地補修は、コンクリートの躯体部分に発生したひび割れなどの劣化部分を補修する工事です。はじめに建物の天井や壁などを目視や打診により調査し、状態を確認します。同じひび割れでも気温や乾燥、湿度の変化により発生したものと、構造に由来しているものでは補修の方法が変わってきます。 また、状態によってはひび割れに沿って溝を作りシーリング材を充填する工法もあります。この方法はひび割れの補修方法ですが、他の劣化症状の補修においても、下地の良否は仕上がりやマンションの寿命にも影響します。そのため、補修の際には症状を見極め、適切な補修方法を選択し、施工ができる知識と経験が求められます。 また、タイル貼りのマンションでは、下地となるコンクリート部分に加え、タイルの状態の確認も必要です。タイルにはひび割れや欠損に加え、タイルが下地から浮いてしまう「浮き」という症状があります。浮きが進行すると壁からタイルが剥落し、そばを通行する方に危害を及ぼしかねませんので注意が必要です。タイルの浮きには接着剤を注入し、下地との付着力を補う工法が一般的ですが、範囲が広い場合や下地に手直しが必要な場合には貼り直しを行います。タイルを貼る際には、下地となるコンクリート面を目荒らししておくことで、タイルを貼った後もはがれにくくなります。   シーリング工事 シーリング工事はサッシ廻りや外壁、タイルの目地などに使用されているシーリング材を新しく打ち替える工事です。ゴム状のシーリング材は、劣化すると硬くなり防水性や気密性が徐々に失われていきます。シーリング材が劣化し隙間ができれば雨などが建物内部へ入ってしまい、漏水が発生したり、建物自体の劣化も進むことになってしまいます。シーリング材は、接合部分の材質に合った種類を選ぶことが大切です。外壁やサッシ廻りのほかにも手すりの支柱などシーリング材は色々な所に使われているので、工事の際にはそれぞれの施工箇所に合ったものを使います。シーリングは10~15年が経つと打ち替えの時期になります。   塗装工事(外壁・鉄部) 主な塗装工事には「外壁塗装」と「鉄部塗装」の2種類があります。どちらも外観の美しさを保つためだけでなく、塗装工事をすることによって風雨や汚れからコンクリートや鉄を保護する効果も得られます。塗装前には汚れや錆を除去し、目的に応じた塗装材を使って仕上げをします。 外壁塗装工事では、まず塗装面の状態を確認するため、下地と塗膜の付着力を検査します。付着力が一定以上の場合には、上から塗料を重ねますが、付着力が弱くなっている場合には、既存の塗膜ごと剥がれてしまうのを防ぐため、一度、塗膜をはがして塗り直しを行います。また、塗装材にはシリコン塗料やフッ素塗料などが使われますが、適切な量を均一に塗ることも塗料の効果を得るためには大切な施工のポイントです。外壁が塗装の場合、既存の色を変えることも可能な場合があるので、新たな気分で生活できるというメリットもあります。 鉄部塗装工事では、錆や腐食といった鉄の性質に対応するため錆止め塗装を施します。対象となるのは、鉄製の扉や階段、メーターボックスの扉などです。サンドペーパーなどを使い丁寧に錆を除くのが大切なポイントで、この作業を丁寧に行うことで錆びの再発を防ぎ、塗料との密着度を高めることができます。下処理をした鉄部には錆止め、中塗り、上塗りと塗装を重ね保護力を高めます。 防水工事 建物の劣化が進行するのを抑えるためには、雨などの水分がコンクリート内部へ侵入するのを防止することが重要です。防水工事では、屋上や外階段、バルコニーなど風雨にさらされている床面を中心に防水処理を行います。また、屋上やルーフバルコニーは、劣化が進むと居室内への漏水に繋がりやすい箇所となります。 屋上の防水工事では、アスファルトやウレタン、塩化ビニル樹脂シートなどの防水素材を使用します。それぞれに特性がありますが、補修の際には、劣化の状況や現在使用されている防水層との相性を見て素材や施工の方法を選定します。 開放廊下や外階段、バルコニーについては、塩化ビニル樹脂シートやウレタン防水が多く用いられています。塩化ビニル樹脂シートは豊富なカラーやデザインがあり、選択するデザインによって印象の変化を楽しめます。 大規模修繕なら弊社へお任せください! 2022年6月27日 更新
大規模修繕の豆知識塗装の豆知識新着情報

大阪府堺市地域密着5,000件の豊富な施工実績

この度は外壁修繕の窓口のHPをご覧いただき誠にありがとうございます。
外壁修繕の窓口は大阪府で創業30年の株式会社杉本建装工業が運営しております。
大阪府堺市を中心にしたこの地域の皆様に愛されてここまでこれたからこそ、地域に根差す皆様へ更なる恩返しをと思い、この度大規模修繕専門店である外壁修繕の窓口をオープンしました。
1棟1棟を丁寧に施工し、数十年後の安心をお客様へお届けします!
現在のアパート・マンションにご不安や懸念事項がありましたらお気軽にお問い合わせください。
プロがすぐに駆け付けます!

大阪府堺市の大規模修繕・防水工事・マンション修繕専門店外壁修繕の窓口 代表取締役 杉本 務
外壁修繕の窓口 (株式会社杉本建装工業) 代表取締役杉本 務

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